ジョブの実行時に利用するSnowflakeの仮想ウェアハウスが指定できるようになりました! #データ統合基盤 #CSアナリティクス

ジョブの実行時に利用するSnowflakeの仮想ウェアハウスが指定できるようになりました! #データ統合基盤 #CSアナリティクス

Clock Icon2020.11.13

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

こんにちは!DA(データアナリティクス)事業本部 インテグレーション部の大高です。

弊社プロダクトのデータ分析基盤「カスタマーストーリー アナリティクス」(Customer Story Analytics:CSA)のサービスである「CSA Job Management Console」(CSA JMC)では、Snowflakeに対して「ジョブ」による「データ連携」、および、任意の「SQL」を実行することが可能です。

その際に、SnowflakeにおいてはSQLクエリの実行時にワークロードを動かす「仮想ウェアハウス」が立ち上がるわけですが、今回CSA JMCのv5.2.0にて、その「仮想ウェアハウス」をジョブで明示的に指定できるようになりました。

CSA JMCの挙動確認バージョン

当エントリの内容は以下のCSA JMCバージョンで挙動を確認しています。

  • CSA JMC v5.2.0

ジョブでの仮想ウェアハウスの指定方法

具体的な指定の箇所はこちらです。

「ジョブ詳細」画面において、「ウェアハウス」を指定できる項目が追加されています。

この「ウェアハウス」には、サイトの「Snowflake接続設定」にて指定したアカウント情報で利用できる「ウェアハウス」がプルダウンから選択できるようになっており、「データ連携」および「SQL」の実行時には、こちらで指定した「ウェアハウス」が利用されます。

なお、デフォルト値は「Snowflake接続設定」にて指定した「ウェアハウス」の値となっています。

ウェアハウス指定を試してみる

試しに「ウェアハウス」をデフォルト設定以外の「XSMALL_WH」に変更して、ジョブを実行してみます。

ジョブ実行後、実際にSnowflake環境でクエリ履歴を見てみます。今回はテーブルを作成する「SQL」をジョブから実行していますので、そのクエリ履歴を確認します。

クエリ履歴を見てみると、ジョブで指定した通り「XSMALL_WH」のウェアハウスでクエリが実行されていることがわかります。

まとめ

以上、CSA JMCのv5.2.0における仮想ウェアハウスの指定についてのご紹介でした。ワークロードの負荷に応じて適切な仮想ウェアハウスを利用したいケースにおいて、是非ご利用いただければと思います。

どなたかのお役に立てば幸いです。それでは!

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.